2025.07.01
2025年6月1日に改正労働安全衛生規則が施行され、建設業を含むすべての職場において、熱中症対策がより一層重要視されるようになりました。
今回の改正では、企業に対して「報告体制の整備」「実施手順の作成」「関係者への周知」が義務付けられており、職場における熱中症対策の一層の強化が求められています。
東京住宅サービス株式会社(以下、当社)では、この度の制度改正を、「従業員一人ひとりの大切な命と健康を守るため」の重要な取り組みと位置づけ、夏季の高温環境下における労働災害を防止し、すべての従業員が安心して働ける環境を構築するため、以下の熱中症対策を全社で実施しております。
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当社で実施中の主な熱中症対策
■熱中症対策ウォッチの支給
腕時計型の熱中症アラート機器「カナリアPlus」を導入し、約80本を現場に配備しました。
熱中症の原因となる深部体温を測定し、異常があった場合はアラート音で知らせてくれる機能が備え付けられていて熱中症リスクを「見える化」しています。
■空調服の支給
ファン付きの作業服を支給し、体温上昇の抑制と作業快適性を両立。
夏場の屋外やエアコンの効かない現場作業において特に効果を発揮しています。
■水分・塩分補給の推奨と支援
現場や事務所にウォーターサーバー・自動販売機の設置、または飲料(粉末またはペットボトル)の配布を行い、こまめな水分補給を推奨しています。
塩飴、塩タブレットを共有スペースに常備し、自由に利用可能としています。
■職場環境の整備
事務所や休憩所にエアコン・扇風機を使用しこまめな休憩を推進し、体を冷やす時間を作るよう促しています。
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今後も現場の声に耳を傾け、より実効性のある対策を継続的に見直してまいります。従業員が毎日元気に、そして安全に業務に従事できる職場環境を維持することこそが、お客様への高品質なサービス提供の基盤であると確信しております。
当社では今後も、法令順守とともに、安心・安全な職場づくりに全力で取り組んでまいります。
▲熱中症対策ウォッチ ▲ファン付き作業服
「カナリアPlus」