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大規模修繕工事の最大の特徴「住みながらの修繕工事」

2018.02.09

大規模修繕工事

大規模修繕工事マンションの大規模修繕工事は、通常の新築工事やオフィスの改修工事などとは違い、住民の方々が住みながら行われることが一般的です。今回は住みながらの修繕工事について、その特徴と進め方を紹介していきます。

 

新築工事と修繕工事の大きな違いとは

新築工事やオフィスの改修工事の場合、優先されるのは作業効率です。一方で修繕工事の場合、居住者の安全確保が最優先で、生活に支障をきたす工事など、負担を軽減しながらの工事が施工されます。見た目には同じような工事と思われがちですが、実際は大きく異なるのです。

 

修繕工事では「住みながら工事を行わなければいけない」点で、計画を進めていく側にも、工事を行う業者側でも注意して取り組んで行かなくてはなりません。

 

対応できる施工会社と対応できない施工会社がいる

 

先ほども述べた通り、新築工事とマンションの大規模修繕工事は似たようで全く異なります。

この工事の性質の違いは、大規模修繕工事を依頼する業者選びにおいて、重要なポイントとなります。

なぜかと言うと。居住者に配慮しながらの工事に慣れている業者とそうでない業者がいるからです。

居住者のいる工事に慣れていない施工会社は、いくら新築工事の経験が豊富だからといって、全面的に信頼するのは少々危険です。

工事が始まれば少なからず騒音やニオイ、ホコリや振動と言った、居住者がこれまで経験してこなかったストレスにさらされます。

これらのストレスを少しでも軽減する工事や、事前のお知らせや工程表の提示、また各戸へのポスティングによって工事のスケジュールを伝達するなど、アナウンスをこまめに行える経験値の高い業者が修繕工事には好まれます。

実際に新築工事の実績は豊富でも修繕工事の経験が浅く、住民たちからクレームが入ったなんてケースもあります。

業者選びの差異は金額面だけでなく、実績内容や経験年数などにも注目するとトラブル防止に役立ちます。

 

居住者のスケジュールやストレスを考慮した工程を組む

 

いくら事前に工事のお知らせを流し、周知を徹底したからと言っても工事が長引けば長引くほど、居住者の不満がたまっていきます。時には我慢の限界を超えた人が、工事に対してクレームを入れてくることもあるでしょう。

修繕工事の規模にもよりますが、工事期間はおおむね3ヶ月~半年程度が一般的です。マンションの棟数が多い場合は、全体でそれ以上の期間要する場合もあります。

修繕工事の工程を組む場合は、居住者の立場で設定することが重要です。在宅率が高くなる休日やお盆休み、年末年始などは、業者の出入りが多く、騒音が多い足場設置は極力避けたいところです。

やむを得ない場合でも、そういった期間は養生ネットを外すなどの対応を行う必要があります。

窓の開閉やベランダの使用制限など、プライバシー侵害の侵害を含め、住民の負担を極力減らせるような工程設計を行いましょう

 

防犯も大事

 

足場を架設すると、地上から足場を伝って部屋に侵入され、盗難などのリスクも出てきます。こうしたリスクを避けるため、センサーライトの設置や住戸への補助錠貸し出しを行うなど、一定の配慮が必要です。施工会社には無償で補助錠の貸し出しを求めるなどしながら、必要に応じて警備会社のシステムの利用を検討するなど対策を練っておきましょう

 

専有部分での工事は特に注意

 

居住者の日常生活に悪影響を与える可能性がある工事が、住戸内を含む給排水管の更新や玄関扉の塗装などです。

このような専有部分に関わる工事はより注意が必要で、修繕工事が日をまたぐ場合、原則夜間までには仮復旧できる体制を準備しなくてはなりません。工事の時間や時間を問わず、いつもどおりの生活を居住者が送れるような調整が必要となります。

 

職人のマナーも選定基準に

 

作業をする職人たちは、常に居住者の視線にさらされています。

彼らの仕事ぶりだけでなく、社会人としての基本マナーや態度などもしっかりと観察されており、それらに対して意見を寄せる住民も中にはいます。職人たちの印象が悪いとそれがクレームのタネにもなりかねませんので、施工会社を選定する際にはそうした点も重要なポイントとなってくるでしょう。

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